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中間省略(三為契約)を利用して買取契約をする不動産業者に注意しましょう

公開日:2024/12/08

カテゴリー:売る時の知識

「中間省略(三為契約)を利用して買取契約をする不動産業者に注意しましょう」

 
 
不動産には中間省略という手法が昔からあるのですが、中間省略は無くなったと、できなくなったと勘違いしている不動産業者さんや一般ユーザーさんもいらっしゃいます。
 
昔の手法の中間省略はもちろん出来ません!
なので、今は新中間所略(三為契約)などどいわれてており、新規参入不動産業者さんがこの手法をつかっているケースが多々見られます。
 
なぜ、新規参入の不動産業がこの新中間省略(三為契約)を利用しているのかと言うと、単に銀行からの借入れが難しい場合などが多いからです。
 
もちろん、通常のように登記を行うよりも利益を確保しやすいメリットもあるのですが、新規参入業者は金融機関から借入できない点が理由としては多いです。
 
そのため、三為契約の内容としては3ヵ月とか半年ほどの登記猶予期間(この期間に新買主を見つける為)などという期間を設定されて、売主さんとしては契約はしたけれど、お金が入ってこない状態が3ヵ月~半年続きます。
 
契約書には、半年間待っても「新買主」が見つから無い場合は三為契約した不動産業者で買取を行い、登記すると言った内容が記載されていることもありますが、半年しても新買主が見つからない場合は契約破棄となっていたり、悪質な不動産業者の場合ですと、言い訳を付けて解約して手付金も返せといいだすレベルの会社も存在します。
 
中間省略(三為契約)を利用して買取を行う不動産業者は新規参入組が多いので融資を引きにくいわけですから、半年後に買取できる目途など最初からついていないといったケースもあるので、売りたいと考えている売主さんはしっかりと契約書や相手の会社を調査する必要があります。
 
このケースでは、買取をかけている不動産業者のほうは知識も経験もありますので、売主さんは気が付いた時にはやられたという結果になってしまう場合もあります。
 
新中間省略登記(三為契約)の知識は、不動産業者でも知識が浅い人も多いです。
 
知識のある不動産業者に仲介に入ってもらうなどして安心して取引できるようにする必要があります。
 
テレビニュースでも悪い事件が多く見られます。
不動産も生活も、安心はお金で買うという時代に突入したのかもしれないです。
不動産取引は金額が高額になるので本当に本当に注意して下さい。

最近は、自分の利益都合を考えた不動産業者が増えています。
弊社では、設立時からお客様のメリットを確保したから報酬がもらえているのだと考えて日々の営業を行っています。

新中間省略(三為契約)そのものは法的にも認められた手法ですので、私も利用すること自体は肯定的に考えていますが、使い方を間違えたり悪意をもって行うことはプロとしてやってはいけないことです。素人はわからないのですからね。

不動産取引で心配なことや、今現在頼んでいる不動産業者に不満を抱えているなら一度ご相談ください。
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