公開日:2024/11/01
カテゴリー:売る時の知識
こんにちは今日は、金利上昇と、物価上昇がもたらす不動産への影響
って話をします。
物価上昇すれば、確かに不動産価格も上がる傾向があるんですけど、既にお持ちのマンションなどの場合には、管理費や修繕費のUPが起きる。
特に、修繕費についは、物価が上がる事はある程度予想して計画をし、販売当初に積み立てを開始しているといわれているけど、今の世の中の物価上昇はそれを大きく超えてきています。
給料の上昇がすぐに起きない昨今では、支払いの負担だけが先に上がると言った状況が予想されてしまいます。
金利上昇は、返済比率にも影響が出ます。
つまり給料が上がっていない場合、借入限度額に影響がでますから、買いたいと思っていても買えない。希望借り入れ額までお金を貸してもらえない訳です。
これが、既に現場でも起き始めており、今後加速する可能性もある。
また、消費税が15%なるという話も出てきているから購買意欲にSTOPがかかる。
不動産の売却を考えている方にとっては厳しい選択の時期かもしれません。
マンションについてはまだ上昇傾向ですが、一戸建ては厳しくなりつつあります。
経済が不安定な時期は、長期的な販売戦略よりも短期間に売り切るという計画のほうがメリットがあると考えます。
長期計画(販売に6か月以上かける計画)だと、下落の影響を受ける可能性が上がる。
3か月の期間であれば、下落にも上昇にも影響を受けにくいからです。
不動産の買取業者も物価上昇の為、建物のリフォームや建築単価が上がり、高く買ってあげたいけど建築コストを考えると仕入金額の伸び悩みという状況にあると聞いています。
今こそ不動産業者の提案力と、先読み力が問われる時期とも言えますね。
不動産売却を考えているなら、知識と経験を持っている不動産業者を選びましょう。
では、またね~