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大手不動産業者に売却を頼んでいるあなた、もう一度考え直して下さい。

公開日:2024/10/25

カテゴリー:売る時の知識

「不動産の囲い込み」とは?透明な取引を選ぶ重要性

不動産業界で問題視されている不動産の囲い込みという行為についてご存じですか?これは、大手不動産業者が自社の利益を優先し、売主や買主にとって不利な状況を生み出す行為の一つです。実際に、現場で頻繁に起きている問題で、この記事ではその実態と対策についてお話しします。

不動産の囲い込みとは?

不動産の囲い込みとは、不動産仲介業者が売主と買主の間に立って情報を隠すことで、他の業者が物件を紹介しにくくし、自社だけで取引を完結させようとする不正行為です。これにより、業者は売主と買主の両方から手数料を得る「両手仲介」を狙います。

代表的な囲い込みの手口は以下の通りです:

  • 物件情報の非公開:レインズ(Real Estate Information Network System)などに物件情報を登録せず、他の業者が見つけにくくする。

  • 問い合わせの拒否:他業者からの問い合わせに「商談中」「成約済み」と虚偽の説明をし、実際にはまだ売却可能な物件を隠す。

  • 内見の拒否:他業者の内見希望に対し、調整を遅らせたり拒否したりする。

  • 物件所在地の不提示:マンションの部屋番号など具体的な所在地を教えない。

このような囲い込みの行為は、売主にとって大きなデメリットとなります。

囲い込みが売主に与える影響

本来ならば、広く公開されるべき物件情報が囲い込まれることで、売却の機会が減少し、結果的に売却価格が下がるリスクがあります。また、買主にとっても良い物件に出会うチャンスが減少し、不動産市場全体の透明性が損なわれます。

囲い込みは不動産市場において深刻な問題であり、特に大手仲介業者がこの手法を多用することが多く見受けられます。最近では、多くの大手不動産仲介業者が売上の低下に悩んでおり、両手仲介を行うことで利益を確保しようとしていますが、これは売主にとって不利益しかありません。

透明な取引を推奨する不動産業者を選びましょう

不動産売却を大手業者に依頼している方は、一度立ち止まり、本当に信頼できる不動産業者を選び直すことをお勧めします。多くの仲介業者は、透明で公正な取引を推奨しており、囲い込みのような不正行為を行いません。

この記事を書いたのは、まさに今日、ある大手不動産仲介業者の囲い込みの実態を目の当たりにしたからです。マンションの預かり物件について問い合わせたところ、部屋番号を教えてもらえないという不自然な対応を受けました。

買主は当然、物件の位置や部屋番号を知りたいはずです。マンションの部屋位置によって、購入の意思決定に影響を与える重要な情報です。それにも関わらず、担当者は「一般媒介での抜き行為への対策」だと言い張り、情報を隠そうとしました。

しかし、公正取引委員会や宅建協会への申し立てを行う意向を示すと、態度を変え、部屋番号を教えるという姿勢に転じました。これは囲い込みの実態そのものであり、売主にとって大きな不利益です。

最後に

不動産売却は、大切な財産を託す大きな決断です。だからこそ、透明で正直な取引を行う不動産業者を選びましょう。囲い込みや不正行為を行う業者に物件を預けることで、売主にとって大きな損失が発生する可能性があります。

弊社では、透明で公正な取引を大切にしています。不動産の売却をお考えの際は、ぜひ弊社、いい家見つかる不動産屋さん合同会社を選んでください。

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