公開日:2023/10/23
カテゴリー:その他
一部のお客様はお気づきなのですが、大手不動産仲介が大苦戦している事実
コロナ以降に大きく広告宣伝費を削り経費の削減を開始しました。
大手は決算内容も確認できますから、観て分析するとわかります。
3年間ほぼ削減が続いています。
また、広告代理店に聞くと、売り上げが伸び悩み、反応の悪い広告媒体を止めている状況。
店舗も物件の価格帯が高いエリアは残して、多店舗展開も縮小の傾向です。
当たり前の話ですが、売れている時は、広告費をドンドン入れていきます。
調子が悪くなると、広告費は削るのが大手です。
人件費を削れないから広告費を削るしかないのです。
しかし、この広告費を削る行為は社員を守る事では正解ですが、売却を依頼するお客様の立場から見ると・・・
デメリットに感じる部分です。
確かにネームバリューはあるから、物件よりも会社で選ぶ人も一定数いらっしゃいます。
どこと言いませんが、
お客様にこの物件は高く売れないと言い聞かせ、買取る大手不動産会社も出てきています。
買取は言うまでもありませんが、一般仲介よりも安い金額で成約になります。
一般的に、相場の60~70%が買取金額と言われます。
3000万円で売れる可能性が、買取となると、2100万円になるのです。
これが、最近の大手不動産業者の売上割合を増やしているのです。
売主さんは、
大手=安心
大手がしっかりしていたのは、昔の話です。
生き残りをかけて大手不動産業者も必死なのです。
でもね、信じて相談に行く売主さんに悪いと思わないのかなって感じています。
余程の急ぎで現金化したいなら買取も良いです。
高く売りたいと相談に来ている売主さんの為に最大の提案をするのが大手の仕事だと思います。
弊社のように小さな街の不動産屋のほうが親切と思われるようじゃダメですね。
大手にも中堅にも、お客様に喜ばれる接客や提案をもう一度考えて欲しいです。
街の不動産屋の社長のつぶやきでした。
では、またね。