公開日:2023/08/03
カテゴリー:売る時のQ&A
大手中古車販売の会社が問題になっていますね。
不動産業界も、ネットで相場を把握できる時代になったとは言えますが、実際に店舗に来店した先の話や訪問査定の時の話などは、ブラックボックスの中とも言われています。
今の時代の売却査定は、前から言っているように、とにかく高くても物件を預かる。
売れようが売れまうだろうが関係ない!
預かる事に意味がある。
そんな傾向です。
だから注意喚起して、高額査定=高く売れるとは限らない
と言っているけど、高いところに依頼する人がまだまだいます。
この発想の方に、事実を伝えても無駄。。。
自分に都合の悪い点は耳をふさぐ人なんです。
本当に売る、売れる、そういう金額は複数の不動産業者が提示している査定額の多い金額帯。
これが、売れるであろう正しい値段です。
不動産の査定は、査定方法に参考基準と言うのが存在します。これをベースに計算すると、本来は似たような金額になるはずなんです。
もし、異常に高額査定額が出ている場合は、必ず、買取査定額も提示してくれと言いましょう。
通常の買取基準は一般売買想定価格の6~7割です。
例えば、高額査定の会社3780万円の査定となっていた場合
他社の査定平均は、3280万円だった場合。この差は500万円!
高額査定の会社の7割で2646万円
平均の金額の7割で2296万円。この差は、350万円となります。
本当に売れる値段はいくらなのか?
高額査定の会社が本当に売れる値段をいくらで想定しているのか?
この買取金額を出してもらう事で、単に預かり物件が欲しいだけなかのかがわかります。
今の大手は、とにかく高額で物件を預かって、一週間程度の経過から値下要求を開始します。
100万円の値下げなんて当たり前とばかりに言われます。
日本人は、一度頼むと、他社に乗り換える人が少ない人種といわており、断る事に抵抗がある人が一定の数いらっしゃる事を大手の仲介営業マンは知っていてマーケティングとセースルをしています。
これは、本当に高く売る方法ではないです。
高額査定だから高く売れる時代ではないんです。
インターネットの普及である程度買主さんも相場観は気づきます。
あなたが家を買う時はどうでしたか?
やはり安いとか、納得できる値段で買いましたよね。
なぜ、売る時だけ高額査定なら売れると思ってしまうんですかね。
買う人は売る人よりも、値段にシビアです。
何度もいいますが、
高額査定=高く売れるとは限りません。
ちゃんと売ってくれる会社を選びましょう。